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ご挨拶

海外からのパワーブランドの流れと数年前から新たに生まれた国内の若手のデザイナーたちによる「ニュージュエリー」というアクセサリーラインのブランドの流れによって、今のジュエリー産業の本流は牽引されているのではないだろうか。かつてのジュエリーと言われていたラインが少なくなっているのは寂しいな。

でも、お世話になった山梨県立宝石美術専門学校からも、都内のジュエリー専門学校からも毎年、ジュエリーが好きでジュエリーの職人・デザイナーを目指している若者が多く学び・社会に出て自立していくのは頼もしいし、きっと彼ら・彼女たちが本流の中でたくましく活躍してくれるだろうと期待している。

じゃあ、本流に戻れない私はどうするか?と色々考えた。そうだ!自分でジュエリーの支流を作って、その流れの中でジュエリーにかかわれることをすればいい。

そこで、ジュエリーを絵にして「見る」「飾る」ジュエリーをライフスタイルのツールとしてもらうのはどうかなぁ?ジュエリーの機能としての「着ける」はないけど、モノとしてのジュエリーに「楽しむ」というコトを加えてジュエリーの持つ魅力をもっと広げていけるのではないか。

その想が、今回のリスタートです。



特にテーマを決めてのスタートではありませんでした。
ファッションを主体にするとジュエリーはその服装を引き立てる役割があります。
ジュエリーの装い方一つで服装がカジュアルにもフォーマルにもなるものです。
従って、ジュエリーのデザインも様々にあってもいいのではないでしょか。
今のファッションとのバランスからすれば仕方ないのですが、店頭に並んでいるジュエリーは同質化し、どれも同じ顔。ジュエリーにはもっと華やかな顔や、もっとワイルドな顔などなど様々な個性ある顔があったはずなのにと、私なりに「こんなのはどうかな?」「こんなのもいいかも?」と作り始めました。

青島みどり



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